Hummingbirds’Jazz #5
polos | On 28, 5月 2013
湘南を離れ、放浪の末に辿り着いたところ、それは神さま達が笑って暮らす小さな島だった…。その島の海を見下ろす小高い丘で小さな宿屋「ココナッツ・ハミングバード」を営むサーファー・タクロー。OFFシーズン(雨季)を燻ぶり過ごす彼のもとに、湘南に住むサーファー&アーティストのジャッキーが久々にタクローのもとを訪れる…。
コウノイサオがPOLOS開局記念作品として手がけた、なぜだかちょっと楽な気分になれる、無さそうで無かった“放置プレー型”ドキュメンタリー。彼ならではの、自由奔放かつナイーヴな世界をこの作品に見ることができる。
●監督・撮影・編集・音楽 / コウノイサオ ●出演 / タクロー 他
突如バイクにまたがり、とっておきの場所に連れて行ってくれた前回の続編。新しいゲストも迎えての#5は、ムダ話を決して無駄にしないオジサマたちの「バグース」な22分間。“弱ブルージー”なテンポの中に、様々に生きてきた様々な男たちの哀愁が、奔放に行き交い無邪気に融和する。冒頭中庭と後半キッチンセッションでの『♪桜』に想いを寄せるタクローの表情も見逃せない。